早いものであの事故から丸4年が経つ。
仏教的に言うと5周忌ってことになるそうだ。

宗教的な考え方の違いもあり、母方の兄弟とはすっかり仲が悪くなってしまっていた。
仏教的な考え方を否定する訳じゃないがどうしても賛同できず従わず揉めたのが以下の2点

1.死んだあとも金を積めば高いレベルの戒名が貰えるからできるだけいい戒名を貰うべきだ。
・いきなり葬式を出さなくてはならなくなり、金銭的な面でどうなるかも分からないのに、借金までして戒名をつけるべきだという考えには賛同できない。死んだ人間の為と言うよりは生きている人間の自己満足なんじゃないか?だったら少しでも後の生活の足しにすべきだろうなんて思ったり。

2.四十九日以内に絶対墓は立てないとダメ
・折角なら石から選んで満足の行く墓を立てたいじゃないか。
急いでどうするよ。それこそ戒名なんかに凝るなら墓を御洒落にした方が良くないか?あとは葬式後の金銭の出納がハッキリしてからの方がより具体的なプランが組めるだろうと思ったり。

って感じで強情に意見を否定した結果、決裂し
「じゃぁ、知らん!!勝手にしろ!!」って感じになった。

その当時は理解し難い基地外のように映ったらしい。
とは言え、4年も経てば変わるものでようやく普通に酒が飲める仲に戻る事ができた。

時間ってものは偉大である。人間対人間の問題なら殆ど解決してくれる。一連の問題がやっと全部片付いて肩の荷が降ろせそうである。
やっと過去の清算が終わり、自分の為に生きられる時期がやっと来た!と言う感じである。

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