何気に「さらばGNO1」

なんとなく気持ちに踏ん切りが付いて、新しい気持ちになれたのを契機にGNOを引退した。

思えば4年間、長い付き合いだった。
漏れの人生で初めてチャレンジしたオンラインゲームだった。
相手の顔は見えなかったが色々な人々と話したり、喧嘩したり、時には励まされたりと色々な事があった。

ウチの両親の一件（その後の妹の一件）で精神的にボロボロになってヤケッパチに成りそうだった時に悩みを聞いてくれたり、転職を本気で考えていた時に相談に乗ってくれたりした「真の友（というか心の師匠かな）」というべき人も居た。

このGNOをしていなかったら、誰とも交わらず、接することなく一人で引き篭もっているような人生を送っていたかも知れない。
弱い人間だと思われるかもしれないが、予想外の不幸ってのは味わった人にしか分からない苦痛があると思う。ホント、全てを忘れて現実から逃げたくなる。

GNOは人生がガラリと変わる前（瀬戸際）から続けていたゲームであったので、辞めてしまう決意が付かなかった。
ある意味「過去」への繋がり、平穏な頃への惜別とかに近い感情だったんだろうと思う。

やっぱり、いつかは過去を過去として受け入れて、新たな一歩を踏み出さないとイケナイと思うのだ。GNO1は終わってもまだまだ漏れの人生は続くんだし。